貝吹山~石舞台古墳
2007年5月20日(日)
今日は昨日に続き登山に挑戦。めざすは貝吹山、標高なんと210m。昨日の半分だ!これならだいぶ楽だろうとたかをくくっていたが、なんと昨日の疲れがたまっていた。登りは足が上がらないし、下りは太ももの筋肉が痛いしで、低い山にして本当に良かったと思った。この山は貝吹山城跡で、山城があったらしい。昔の人は毎日こんな山を登り降りしていたのかとつくづく関心した。登山道入り口は小さなかんばんがあるだけで、こんな道でいいのかと思いながら畑の中の道を歩いた。途中から竹やぶになり、皮をつけたままの5~6m以上もある太い竹が何本も生えていた。昨日の三輪山よりよほど手入れがされていない自然な状態だ。この山は飛鳥村にあり、近くには古墳が散在する。
途中鑵子塚古墳に寄ったが、私以外観光客はいなかった。初めて古墳の内部を見たが、大きな石が天井まで積み上げられ、みごとな空間を作り出していた。昔の人の技術力の高さに驚かされた。せっかくなのでちょっと回り道をして高松塚古墳に寄った、最近のニュースの通り古墳は発掘中で中は見れない。資料館で復元された内部を見たが、案外小さく、人一人が横たわれる程度だった。資料館で金を取っているわりには管理がずさんだったという事かとなかばあきれた気持ちになった。
次に向かったのが石舞台古墳。ここは日本で最大の石が積み上げられた古墳で、どうやってこんなに大きな石を組み上げたのかと感慨しきり。
この近辺は近鉄の飛鳥駅から自転車で回れる範囲に古墳が散在している。今日は天気もよく貸し自転車を使って多くの人が遺跡めぐりをしていた。自転車の多さには驚かされたが、反面駐車場が少ないとも言える。
| 固定リンク
コメント