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2009年5月

2009年5月24日 (日)

山上ヶ岳登る

昨日の天気予報で今日は雨ということだったので、予定していた山上ヶ岳登山は中止の予定だった。ところが、朝7:30に電話がかかってきて、天気予報では午後の雨の確率が1%位だから行こうという誘いがあった。私としては暇なので、願ってもないことだが、当然無線の好きなおじさんは参加できない。残念である。とりあえず万が一を考えケーブルだけは用意して出かけた。参加者は私も含めて6人。一人は小学校2年のお子さんである。私は八木駅南口で待っていたが、時間になってもなかなか来ない。8:45分位に行くといいながら結局9時位になっていた。大峰大橋の駐車場に到着したのは11時頃。途中道の駅に寄って、準備の悪い二人はおにぎりを買った。この二人、登山道具は準備万端なのだが、肝心なものを準備していないのは何故なんだろう?入口は女人結界の門。近くまでおばさんが登ってきたが、ここで引き返していた。なんだか時代錯誤の気もするが、伝統という事でよしとしようか。写真を載せたいのだが、今回は6人で登ったので、個人情報云々もあり写真は割愛させてもらう事にしよう。山頂近くまではかなり道も整備され、なだらか上り坂で子供でも十分に登れた。ところが、山頂近くになると突然険しい崖登りとなった。世の中そんなに甘くないか・・・と思いつつ最後の坂を上った。

P10205991途中西の覗きで撮った写真がこれ。写真では伝わらないが、あまりに高くて足がすくんだ。 これを見ただけでも今日登った価値があると思える絶景である。さて、ここからさらにの登ると宿坊にたどりついた。ここで一服し、お腹が空いたのを我慢して山頂にむかった。山頂直前には大峰山寺がある。この入口の写真がこれ。

P10206011 あと少しだ!!と子供を励まし、登った頂上はお花畑と称される場所だった。周りは笹ばかりで、どこがお花畑かよくわからないが、とても開けていて、結構広い場所であった。

P10206051 到着したのは1時半頃。待ちに待った食事をして、持ってきたハンディ無線機のスイッチを入れると、432.6MHzで、5エリアの高松からQSOしている声が聞こえた。ここまで来ると四国からも電波が届くのかと感心した。帰りを急ぐので、食事が終わってQRVする事なく下山する事にした。移動運用するには人も少なく、四方の見晴らしも良く(晴れていたらだが)結構いい場所だ。登りの道の良さと思いのほか早く着いたことで気をよくして、レンゲ辻から下山する事にした。途中西の覗きにも匹敵する絶景で気をよくしていたが、後半は道なのか沢なのかわからない急な下り坂を降りる事となってしまった。下山なので楽だろうとたかをくくっていたが、ここでかなりの体力を費やした気がする。なんとか2時間で降りて、アスファルトの道にでたが、なかなか駐車場いたどり着かない。途中山で作業をしていたおじさんが軽で下ってきて、「乗るか?」といって軽の荷台に乗せてもらった。有難かった。駐車場にたどり着くと、すぐ近くのゴロゴロ水を汲んで、洞川温泉へ直行。疲れた体を癒すには最高であった。1時間は駐車場が無料で、長湯したと思ったが駐車料金はかからなかった。お子さんはさすがに疲れたようで、楽しみにしていたちびまる子ちゃんを見ることなく眠りについた。たまには一人ではなく、数人で登るのも結構楽しいという事に気付いた。皆さん、今日はありがとうございました。

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2009年5月23日 (土)

畝傍山(大和三山)と橿原神宮行ってきました

明日は山上ヶ岳に登る予定なので、今日は足ならしに畝傍山に登ることにした。登るといっても標高199mの山なので、かなりのんびり歩いても登山口から30分あれば山頂に着く。この山は単身赴任が始まったばかりの頃に登った山で、耳成山、天香具山とともに大和三山と呼ばれている地元では有名な山の一つであり、ふもとにはやはり有名な橿原神宮がある。そもそも私の山登りの趣味はここから始まった。当時はガソリン代が高騰していたこともあり、金をかけず、安上がりに済む趣味ということで、マンションから自転車で行ける範囲の山を登ったり、史跡を巡っていた。ところが、最近は近くの山はほとんど登りつくしたので車で遠くまで出かけるようになっていった次第である。そんなわけで、初心にかえってマンションから自転車で行ける畝傍山にのぼる事にしたわけだが、これが意外とよかった。今日は昨日までとは違って日中でもそれほど気温は上がらずとてもすごしやすく、自転車には最適であった。一度は登った道なので、かなり気楽に頂上に登ることができた。今までの山と比べると、なだらかな道が整備されていて険しい急坂もなく気軽にの登れるルートである。この時の山頂から耳成山を見た写真がこれ。P10205581

以前もこんな写真を撮った気がするが、QSLカードに使おうと思いつつ、同じような写真を撮ってしまった(^-^;。いつもなら山頂でおにぎりを食べるのが決まりとなっているが、今回は持ってこなかったのと、昼には時間が早いので、無線をチェックするだけとした。433.04MHzでCQを出してQSOしている人いたが、なかなか終わらないので、またもやあきらめて下山(自分からCQを出せばよいのだが、人も多いし・・・)。というわけで、おきまりの橿原神宮に向かった。ここも一度来ているので新鮮味はないが、今日はお日柄がよいのか結婚式があった。白無垢の花嫁姿はやっぱりいいいなあ。橿原神宮はどうやら修繕工事中のようで、正面から写真を撮ると味気ないので工事場所が移らない斜め方向から写した写真がこれ。P10205601 後ろに見えるのが畝傍山である。大して高くないことがよくわかる。

結婚式以外は何もなかったようで、閑散としていた。今日はこれだけで、明日の山上ヶ岳を楽しみにしていたのだが、夜になって、天気予報では明日午後から雨との事。しかも降水確率は50%。これでは頂上についた途端に雨という事になってしまう。今回は会社の同僚とその家族も行くことになっていたので、万が一の事を考え取りやめとした。急に楽しみがなくなってしまった。明日はどうしようか?車で移動運用できるようになった事だし、近くの山で車から移動運用しようか・・・。うーん悩ましい。

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2009年5月18日 (月)

古稀のプレゼント

5月18日で、うちのお爺さんが70歳、古稀を迎える。還暦の時は皆で高山へ旅行に行ったのだが、今では子供も大きくなって旅行に行くわけにもいかなくなった。そこで色々考えたあげく、私の使っていたひげそりと同じタイプのPhilipsのひげそりをプレゼントした。これは、奈良にお爺さんとお婆さんが遊びに来た時に私のひげそりを使って、「良くそれる割には肌に優しい」という事で評判がよかったからだ。じつはこのひげそり10年以上使っていて、刃も替えた事がないのだが、電池の充電がダメになった事以外はよくそれて問題ない。私のお気に入りだ。実はこのひげそりにたどりつくまで、日本製をいくつか使ってきたが、このひげそりがベストだ。日本製はなぜか横振動のものばかりで、とてもうるさくて、あごの形状にフィットしないせいで肌がひりひりするものばかりだ。そもそも動きに無理があるし、なにも直線形状にこだわる理由が私にはわからない。丸形状の刃は動きに無理がないし、なにより静かだ。Pilipsのひげそりは、この丸歯が3つあって、あごの形状にフィットして動く優れものだ。特許があるのかどうか知らないが、この点日本製はダメだ(振動と騒音が好きな人は別だが)。ロータリーなるものもあったが、なによりあごの形状にフィットしない。Pilipsのひげそりは、もみあげを直線的にカットするためのバリカンのような刃も別でついていて、全く問題ない。Philipsをひいきにしているわけではないが、ひげそりに関してはこれがもっともユーザの事を考えた製品だと思う。この点日本は、深ぞりだのと言ってつまらない所に力を注いでいる気がして、これだけは日本製品を自慢する気にはならない。というか恥かしい。しまった!書いているうちについ愚痴になってしまった。これぐらいでひげそりに関しては終わりにしよう。

さて、これだけでは寂しいので、もう一品送る事にした。自分が欲しかった事もあるが、デジタルフォトフレームをプレゼントした。これはトラセンド製の7インチのもので、8千円ちょとでメモリは2G、FMと音楽まで聞ける。今まで撮りためた1000枚近い写真を転送し、音楽はお婆さんが気に入りそうな昔の名曲(?)を数十曲入れた。最初は七五三の写真等、懐かしい写真を見て感激していたが、そのうちに飽きたらしい。それでも写真をスライドショーにして、音楽を聴いているとなかなか良い。自分専用に欲しいのだが、しばらくはそのままにしておこう。iPODもそうだが、海外製品はなかなか目の付けどころがいい。日本製に比べたら液晶は一昔前のTFTだし、ちょっと高級感がないが、全く問題ない。日本製は画像はよさそうだが1万円は下らないものばかり。いくらものが良くても買う気にならない。頑張れニッポン!! 品質がいいのは当たり前、安くなければ意味がない。

またまた愚痴になってしまった。 という事で今日はこれで終わりにしよう。

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2009年5月10日 (日)

金剛山登山

昨日の二上山に引き続き、今日は金剛山登山決行。金剛山は奈良県御所市と大阪府南河内郡千早赤坂村との境目にあるらしい。葛城山とは逆で、大阪側からはケーブルカーで登れるが、奈良側から徒歩のみ。もともとケーブルカーを使うつもりはないが、どこから登るのが最適だろうと色々調べた結果、高天(”たかま”と読むらしい)神社が最適である事がわかった。この神社には小さいながらも無料の駐車場があり、登山口もすぐ近くにある。金剛山へ最短距離で登れるらしい。10時30分に家を出て、11:00に高天神社に到着。既に駐車場はほぼ満杯状態となっており、2台程のスペースが残るのみ。よかった。高天神社は駐車場から100m程度のところで、そこまでには両脇に100年は優に超えているであろう杉並木となっていた。なかなか歴史を感じる。高天神社もひっそりとしていて、中々雰囲気の良い神社であった。P10205491

並木の入口には高天道(郵便道)と標識があり、昔は郵便物をこの道を使って運んでいたのだろうか?登山口を登ると10分程度の所に滝がある。登る時は大した滝ではないと思っていたが、下りでへとへとになっている時のこの滝に出た時は、とてもすがすがしく、癒された。水の流れる音と、滝から発生するマイナスイオンのせいだろうか。P10205281

滝を横目にみて、今にも壊れそうな木でできた小さい橋を渡ると、あとはひたすら登るのみ。さすがに?名山に入るだけあって、道はかなり整備されていて歩き易かった。ただ、どこまでも坂道が続き、最後は永遠とも思われる階段を上りきらなければならなかった(ちょっと大げさか)。道は標識通りに進めば迷うことはなく、無事に頂上にたどり着く事ができた。頂上付近の葛城神社の入り口がこの写真。ここから先が最後の急坂となる。葛城山に神社はなく、金剛山に葛城神社があるのが私の素朴な疑問(金剛神社じゃないんだねえ)。

P10205291

頂上は葛城神社となっていた。しかも、山頂は神社関係者しか入れないとの事。ちょっと残念。とはいえ、神社には八重桜がさいていてとてもきれいだった。また、ケーブルカーがあるので山頂は親子連れやらツアーの観光客やらでごった返していた。まあ、遊園地よりはましだとは思う。神社の写真がこれ。

P10205331

この神社を少し下ったところで、ツアー客が大勢昼食を食べていた。ここからは葛城山が見下ろせて、頂上はつつじのピンク色で染められていてとてもきれいだ。(でも、これって自然破壊の気もした。何故って、頂上の一角だけつつじが咲いていて明らかに人工的だから)。その写真がこちら。

P10205381

結局、頂上まで1時間40分ほどかかった。途中私より年配のおじさんに抜かされたが・・・。ここでまたもや無線をトライしようと思ったが、いかんせん頂上は人が多くてそれどころではない。下りの途中、433MHzでコールしたがやっぱり誰もコールなし。ここでも根気がなく、すぐにあきらめた。頂上と違って、見晴らしよくないし仕方ないと自分に言い聞かせての帰宅となった。最後に、道端で見つけた花の写真を一枚。小さくて可憐な花で、高天神社の近くに群生していた。

P10205261

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2009年5月 9日 (土)

二上山いってきました

今週は連休明けの休日ということで、またもや奈良に滞在。当然のように山登りを決行。目指すは二上山。この山は葛城市と大阪の境となっている。最初は自転車で行こうと思ったが、10km以上もあるし、近鉄で行くにしても遠回りなので車で行くことにした。インターネットで調べると、二上山近くに「道の駅ふたかみパーク當麻」があることがわかった。ここならば無料で車が止められるし、いくら燃費が悪いといっても電車よりは安いので、車で行くことにした。カーナビで”最短距離”を選択して向かったが、なんとも狭い道ばかり。ナビではほぼ一直線に進んでいるのだが、途中車一台通るのがやっとの道ばかり。ちょっと後悔した。とはいえ、無事に道の駅に到着し、二上山の登山口へと向かった。今日の天気は快晴、3日間も雨が降り続いた後なので、若葉の緑がまぶしかった。途中鶯の鳴き声が聞こえたかとおもえば、蝉の鳴き声も聞こえた。どんな種類の蝉何だろうと思いながらも歩き続けると登山口の標識が目に入ってきた。登山口へと左折し登っていくと、入口には掃守神社があった。この時の二上山の景色がこれ。

P10205061

二上山には雄岳(517m)と雌岳(474.2m)があって、ここから登るのは雄岳となる。雄岳の山頂にはなぜかおっさんがいて、環境保護協力金200円なるものをとっていた。頂上の前からやたら張り紙が目立っていたので、おっさんの姿を見て、興ざめである。ひょっとしておっさんの小遣いになるだけじゃないの?と思いつつも、素直に支払いに応じてしまった自分に呆れた。まあ、どこかの山の参拝料より安いし、道もそれなりに整備されているからよしとするか。この協力金が本当に環境保護目的で使われているのか誰か確かめてくれないかなあ(゚ー゚;。雄岳は金を取られたわりには、見晴らしもよくなく、宮内庁管轄の大津皇子の墓があるだけだ。宮内庁管轄だけあって、鍵がかけられ厳重である。私にとっては何のありがたみもない。

P10205071

山頂の見晴らしの悪さはこの通り。

P10205091

山頂で持ってきたおにぎりを1個食べ、雌岳へ向かった。P10205101途中右へそれる道があったので進んでゆくと、見晴らしの良い場所へでた。ここではまたもや別のおっさんがテントを張っていた。最初は浮浪者かと思ったが、テレビもあるし、自炊設備もしっかりしているので本当にキャンプが好きなおっさんだったようだ。ちょうどベンチもあるので持ってきたT-90でQRVしてみたが、50M はさっぱりだった。粘りが足りないのはわかっているが、まあ今日のところはよしとした。おっさんがいなければ人もいないし眺めはいいしで、QRVするいは絶好の場所であろう。

さて、雌岳に行くと、ここはもう人が多くて、さながら公園のようだった。山頂は奈良も大阪も見渡せてとても眺めがいい。残しておいたもう一個のおにぎりを食べて、景色を堪能した。雌岳から眺めた耳成山の写真がこれ。

P10205131

山を降りると、かなりきつい坂が続いていることがわかった。あれだけ沢山の人がいたのだがこの道を登ったのか不思議だった。多分大阪側からではないだろうか。今日はむりをせず、左足をいたわって登ったせいか、左足も右足も痛まずにすんだ。天気も最高、景色も最高、車で楽ちん、いい登山であった。ただ、家に帰って無線をしたが、呼べども出てもらえず惨憺たる結果ではあった。やっぱり、夜中の人の少ない時か、自宅のキラキラポールでないとだめかな? 最後に、ふもとの池から眺めた二上山の写真がこれ。

P10205201

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2009年5月 4日 (月)

7MHzデビュー!

7MHzに出たいが、以前購入したUHV-5はノンラジアルじゃないのでアースが必要。単身赴任先のマンションではアースが取れないせいかSWRは下がらず。新しいアンテナを買うにも金がない。そんなわけで、7Mhzはあきらめていたが、本来の使い方であるモービルで運用しようと思い直し、車に付けてみた。ところが、やはりSWRが下がらない。「ひょっとしてこのアンテナ使い物にならない?」と不安に思いながら色々調整したら、どうやら調整部分のアンテナが長すぎたようだ。恐る恐るアンテナを20mm程切断して取り付けると、見事SWRが下がった。このアンテナを購入した人はこんな問題なかったのかなあと不思議に思いながらも他のバンド調整をした。残る21MHz、50MHzは問題なく調整できた。当然144MHz、433MHzは調整がないのでそのまま。そこで一考、「それならばアースさえとれれば自宅で固定運用できるのでは?」と思いついた。早速物干し竿の”キラキラポール”をカーマで購入。伸縮ポールだったので、伸縮部と本体の導通はない。「しまった!!」と思ったが、伸縮部にアルミホイールを巻いたところこれがうまくいった。2階のベランダから3mほどの所にホイップアンテナを上げて、SWRを測定したところIC-7000内臓のSWRメータで1以下となった。SWR1以下の範囲が60KHzあるのでなんとか使えそうだ。気をよくして7MHzをワッチすると、ゴールデンウイークのせいか沢山出ている。どきどきしながら下手糞ながら8エリア、6エリア、4エリア等10局程とQSOすることができた。お相手頂いた局長さんには感謝、感謝であります。これで国内であればしばらく楽しめそうだということで、ゴールデンウイーク明けに橿原のマンションからQRVできるか楽しみです。ちなみに、自宅に設置したアンテナはこんなちゃちなものです。しばらくはこれで遊ぼう!皆さんQSOよろしくお願いします m(_ _)m。(このブログ見に来てくれる人はいないけど・・・)

P10205031_5

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