三峰山登りました
今日は三峰山(みうねやま、1235m)に登った。夏休み明けの最初の休みなので、家に帰るのももったいないので、奈良に滞在して山登りをすることに決めていた。近くの山は殆ど登ったので、どこの山に登ろうか大分迷った。夏休み前は八経ヶ岳、大普賢岳等、大峰山系ばかり登っていたので、今度は別な方向にしようという事で、以前登った高見山近くの三峰山に登る事に決めた。インターネットで調べると、奈良の御杖村側から登るのが一般的なようだが、天の邪鬼な私は三重側から登る事にした。
インタネットで調べると”ゆりわれコース”があるようだ。月出登山口と、福本登山口の丁度中間にある。車で向かうと月出登山口は駐車場が整備されていて分かり易かったが、ゆりわれ登山口はわかりにくかった。偶然車が1台道端に止めてあったので、この近くか?と当たりを見渡したらゆりわれの登山口を発見した。この看板がこれ。
この登山道を登ると、案内板にあるように最初は急な坂道だった。といっても今まで登った山に比べればそれほどでもない。この登山道は山のせいか、やたら小石が多かった。まるで道路工事中の砂利道を歩いているような気分だった。途中高見山を見渡せる場所があり、そこから高見山を見た写真がこれ。残念ながら今回も天気が悪く、見晴らしはあまりよくない。遠くにかすかにかすんでみえる尖がった山が高見山である。
途中、道端に咲いていたはなの写真がこれ。 どちらも可憐な花であったが、後で調べるとこの紫色の花はトリカブトらしい。あぶないあぶない。
山頂に近くなると、道は平坦になり、両脇の木も自然林となった。道から小石がなくなり、歩き易くなった。この写真がこれ。なかなかいい風景である。
この道をしばらく進むと八丁平に出た。ここは高原のような場所で、見晴らしもいい。11時であったが、中年の夫婦がまるでピクニックのようにお弁当を食べていたのが印象的であった。 この場所の風景がこれ。
ここまでくれば、目指す頂上はあとわずか。八丁平と違って、頂上までは低い木々で覆われている。道なのか川なのかよくわからない道を100m程の登ると頂上についた。多少開けてはいるが、御杖村方面の視界が開けているだけである。頂上の写真がこれ。
また、このすぐ横に室生火山群の説明図があった。この案内図い対応する風景写真がこれ。わかりずらいが、真ん中の色の変わっている部分が御杖村である。
結局山頂についたのは11時20分。登山口からおよそ1時間10分で登った事になる。いつものように食事を終えて、速無線機を取り出してワッチしたが、CQを出している局は1局もなし。自分でCQを出す気にもなれず、雨が降り出したので下山する事にした。下山後は高見山の帰りによったたかすみ温泉で汗を流した。500円なので、良心的だ。ところで、今回は何だか全てにおいて達成感というか感動いうか、そういったものがなかった。しらけた感じ。何故だ?三峰山が悪かったというわけではない。標高は1235mでまずまずだし、八丁平はかなりいい場所だ。だが、なぜか感動がない。夏休み明けで、今回の山登りを期待しすぎたせいか?大枚はたいて買った靴が毛羽立ったせいか?やぱり、全体的に予想通りで、楽だったせいかなあ?どこか危険で、ちょっと大変という要素がないとだめかなあ?なんだかやる気が出ない。鬱の入口でない事を願うのみである。
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