弘法山・遍照院行ってきました
今日は天気も心もやや曇り気味。そのおかげで暑くもなく、風がほどよく冷たい気持ちのいい天気となった。昨夜も書いたように、車で遠くまで山登りに出掛ける気にはなれなかったので、今日は趣向を変えて家の近くで散歩をする事にした。近くのアピタへ出掛けるついでがあったので、そこから近い弘法山へ出掛ける事にした。
まずは出発地のアピタの写真がこれ。ここのアピタ、実は昔はあの”おしん”で有名なヤオハンの経営していたネクステージだった。そのころの建物を改装して、アピタとして使われている(大分昔の話だが)。その前は確か紡織関係の会社だったような・・・。そんな事どうでもいいとして、”弘法さん”と言えば三河では結構有名で、弘法大師の命日(旧暦の21日)には毎月屋台が出て、たくさんの人がお参りに来る。
弘法さんの前の通りの写真がこれ。ご覧のようにどこにでもある狭い道だ。奥の左側に見える木のある場所が弘法さんの入口だ。
入口の写真がこれ。今日はとても緑がきれいだ。この右脇には駐車場があって、乗用車なら20台位は止められるだろう。
また、この反対側には道をはさんでこのうなぎ屋がある。弘法さんの周りにはこのような店が数件ある。私はよく家族できてここでうなぎを食べている。値段も安くて、そこそこおいしいので気に入っている(こことは別のどこぞやの有名店は行列ができる程人気だが、値段と味を考えたら私はとても行く気になれない)。
さて、入口脇にあった看板の写真がこれ。説明によるとこの遍照院はその昔弘法大師が一か月ここに逗留して自像を3体作ったらしい。そのうち1体を本尊として祭って創建されたという事だ。なんで自分の像を作って本尊にするのか俗人の私には理解できないが、ありがたい事だったのだろう。この本尊やや右を向いているようで、”見返り大師”と呼ばれているのだとか。
入口を入ってすぐ右にあるのがこの石仏。それほど古くなさそうである。実はここにはこのような石仏がたくさんある。
本尊を写した写真がこれ。それほど大きくはないが、立派である。
さらに近づくと、本尊の目の前にこの花が飾られていた。いつもはこのようなものは置いてないのだが、今日は何か特別な日なのだろう。関係ないとは思うが今日は母の日ということで、カーネーションも飾られていた。当然であるが、かきつばたもあった。
本尊では御経があげられていた(フラッシュをたけなかったので手ぶれがひどくて雰囲気だけしかわからないが・・・)。この前でお賽銭を入れ、この憂鬱な気持ちが晴れるよう祈った。
ふと右側に目をやうと、今度の弘大師の命日が書いてあった。6月3日は平日なので、私が来ることはないだろうが、きっと多くの人がお参りに来るにちがいない。今回は散策に来たので、いつもは行かない本尊の裏へ行くことにした。すると、裏側の方が昔からの石仏がたくさんあることに初めて気づいた。
まずは本尊前のかわいい(?)石仏から。緑に囲まれたやわらかい日差しの中でとても気持ちよさそうだ。
次に、弘大師と思われる大きな石像がこれ(違っていたらごめんなさい)。
さらにこの右側の塀沿いに多数並べられていた石仏の一部の写真がこれ。
また、本尊をベースに造られたと思われる石仏がこれ。確かに右側を向いていている。これが”見返り大師”と言われる所以のようだ。
実は多数の石仏が並べられているのは何故だろうと不思議に思っていたら、これを見て理由がわかった。つまり、この弘法山 遍照院内に四国八十八ヶ所霊場があるのだ。
よくみると石仏の下に番号が書かれていた。納得である。何故四国霊場なのかわからないが、これを全て回ったらなにか御利益があるのだろうか?
最後に、帰ろうとしていたらやけに入口が騒々しい。どうやらスタンプラリーのようで、首に地図をぶら下げた多くの人達が集まっていた。今日は天気もよく、それほど暑くないので最高のウオーキング日和だ。体を動かしたら少しだけ気分が晴れた気がした。ひょっとして御利益あったのかなあ?
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