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2013年7月

2013年7月21日 (日)

白山(御前峰:2702m)登りました

P1000243数年前から行きたいと思っていた白山行に7月20~21日、1泊2日で行ってきました。実は白山の室堂を予約したのが19日、前日である。本当は来週休みを取って行こうと思っていたのだが、仕事の都合で無理そうなのと、今週末は天気がよさそうだったので急遽行くことに決めた。家を6時20分に出て、この大白川の駐車場に到着したのが8時50分。高速を飛ばして2時間30分程で到着した。白水湖畔ロッジ前の広い駐車場は既に満杯だったので、少し離れた大白川ダム管理事務所の前の広い駐車場に止めた。ここにはほとんど車がなかった。

P1000244まず最初にあったのが、この案内版。登山道の説明ではなかった。

P1000247 これが平瀬道登山口。丁度9時から登山開始である。ここは白山国立公園らしい。良く整備された広葉樹がとてもきれいな登山道である。

P1000256 1時間30分程登ると、雪渓をいだいた山が見えてきた。今日は天気もよくとてもきれいだ。

P1000257 駐車場のある白水湖方面を眺めると、遠くに御嶽、乗鞍が見える。素晴らしい眺めだ。

P1000261_2 このように大きな木がたくさんあった。

P1000263 そして見えて来たのが、この白山である。白山といわれるだけあって、雪渓がたくさん残っている。美しい。

P1000267 これが大倉山避難小屋。トイレはないが、携帯用といれが有料で置いてあった。ここまで来るのに2時間20分。予定通りの時間である。

P1000268 乗鞍、穂高、チョコンと突き出た槍ヶ岳が見える。まさに大パノラマといったところか。

P1000271 白山は花の山といわれるだけあって、あちこちに花が咲いていた。

P1000272 ニッコウキスゲの群生である。多くの登山者がこの写真を撮っていた。狙っていたわけではないのだが、今日はどこへ行っても花が咲き乱れていた。はなを見るには最高の時期のようだ。

P1000273この後、この雪渓をトラバースする。滑らないか心配だったが、踏跡をたどれば問題なかった。

P1000275 そして、次に現れたのがこのカンクラ雪渓。ここからではよくわからない大きな雪渓であった。ここまで来るのに3時間30かかった。

P1000278 コバイケイソウ

P1000283 花の名前はわからないが、きれいだ。

P1000284

P1000285 あと少しで室堂だ。ここまで4時間。結構疲れた。

P1000286 またしても雪渓。せっかくなので流れている水に手をいれたらとても冷たかった(雪が溶けた水なので当然であるが・・・)。ちょっとだけ疲れが癒された。

P1000288室堂がみえてきた。あと少しだ。予想以上に大きな施設だ。

P1000289 ここが白山奥宮祈祷殿。登山道の入口は脇の鳥居である。

P1000343室堂で支払を済ませ、寝る場所を案内してもらったが、予想以上に狭くて少しビックリ。しかも満室状態。ちょっと不安であったが、寝てみるとそれほど狭くもなかった。失敗だったのは小さなリュックを持っていかなかったこと。水筒がなかったので結局、全てを背負って御前峰へ向かう事とした。

P1000290これが霊峰白山の説明。富士山、立山、白山が古来の日本3名山のようだ。

P1000292登山道の様子がこれ。途中クロユリが群生していて、多くの方々が写真を撮っていた。

P1000294途中から室堂を見下ろした写真。

P1000296 これが白山奥宮

P1000300御前峰山頂。2702m。

P1000299剣ヶ峰 (2677m)。

P1000306大汝峰(2684m)

P1000301これが三角点。ここに到着したのが14時30分。5時間30分で登頂した。かなりつかれていたのだが、まだ夕食の5時まで時間があるのでお鉢めぐりをすることとした。

P1000309 翠ヶ池まで下って御前峰を見上げて写真。かなり切り立っている。

お花畑はお鉢めぐりで点在している。ここからは写真だけをアップ。

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P1000328クロユリの群生

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P1000337これは室堂近くの雪渓。川になって流れている。この水を室堂で使っているようだ。

P1000345室堂前の池から。

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P1000347 お鉢めぐりが終わって、5時から夕食。500円のビールを買った。見た目はぱっとしないが味は悪くない。味噌汁がおいしかった。あとでわかったのだが、ご飯とみそ汁はおかわりできるようだ。食事待ちの間にツアーの方々とビールを飲みながら山談義をしたが、これがとても楽しかった。

Photo7月20日のルートがこれ。1日で1440mをこれだけ長い距離歩いたのは今回が初めてではなかろうか?

P1000356 2日目は朝4時に起きて、御来光をみるために山頂へ向かった。御来光の前になるとこの神主さんが現れて、白山から眺められる山の説明を丁寧にしてくれた。おかげで見える山名どの山なのかよくわかった。有難い。

P1000373御来光。雲がかかっていたのでちょっと遅め。

P1000372

P1000380朝食がこれ。お腹いっぱいになった。

昨日全て回ったので今日は下山のみ。

P10003929時30分に下山したが、ロッジ前の駐車場は相変わらず満車状態。大白川温泉で汗を流して帰宅。今回は大満足の山登りだった。狙ったわけではないのだが、花が満開で素晴らしかった。白山の人気もうなずける。

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2013年7月13日 (土)

木曽駒ヶ岳(2956m)登りました

P1000198_27月になった。愛知では梅雨が空けたし、久しぶりに高い山に登りたくなった。とはいえ、最近は仕事がハードで時間も体力もない。そこでロープウエイを使った木曽駒ヶ岳登山を計画(軟弱だなぁ~)。朝6時30分に家を出発して、菅ノ台バスセンターの駒ヶ池駐車場に到着したのは予定通りの8時30分頃。ところが、世間は3連休の初日なので、ロープウエイに向かうバスは30分待ち、ロープウエイは1時間待ちだった。おかげでロープウエイのしらび平駅に到着したのは9時13分。

P1000200大勢の観光客や登山客がロープウエイの出発を待っていた。

P1000202出発まで時間があったので、近くの遊歩道を散歩した。歩いている人はあまりいなかった。

P1000204よく整備された遊歩道である。

P1000206ロープウエイからの千畳敷駅側を見上げた写真。

P1000208 すずらん号が出発するところ。

P1000239千畳敷駅から出ると目の前に千畳敷カールが見えるはずだが、天気が悪く何も見えない(いつもの事であるが・・・)。ここに到着したのは10時40分。計画より40分遅い。帰りも混雑するようなので心配である。

P1000209 この駒ヶ岳神社の前が登山道入り口である。

P1000210 しばらく歩くと、このような雪渓が残っていた。滑って転ばないように慎重に歩いた。

P1000211連休のせいか、雨の中大勢の方々が登っていた。

P100021540分程登ってやっとこの尾根に出た。風が強く吹き飛ばされそうだった。

P1000236霧が濃く、風も強くて道に迷いそうになりながらも15分程でこの宝剣山荘にたどりついた。帰りに宝剣山にも登ろうと思ったのだが、この天気ではとても無理、残念である。

P1000234そしてここが中岳(2925m)。あまり山頂らしくない。三角点を探したがみつからなかった。それにしても天気は悪くなる一方だ。ここに到着したのは11時23分。

P1000219これが木曽駒ヶ岳の三角点。到着したのは丁度12時。中岳4から0分程で到着した。千畳敷駅から1時間20分程で登った事になる。やはりロープウエイの威力は絶大だ。

P1000220 木曽駒ヶ岳2956m。

P1000221横には悠久の自然と書かれている。残念ながらガスは晴れず、全く見晴がない。

P1000222 ケルンと石垣で囲まれた神社。

P1000223これが石垣の中にある神社。

P1000224 一瞬であるが少しだけ晴れ間が見えた。ガスがなければさぞかし素晴らしい眺めだろうに・・・。

P1000225皆この一瞬の晴れ間にシャッターを切っていた。

P1000226 晴れていれば・・・。いつもの愚痴が出る。ここでおにぎり2個を平らげ、下山することにした。いつもならカップラーメンを食べるのだが、この雨と風ではとても無理だった。

P1000231下山途中で見つけたイワカガミ。あちこちで咲いていた。

P1000232 これはチングルマ。

P1000237登っている時には気づかなかったが、このような雪渓があちこちにあった。まるで冬山に登っているようである。

P1000240 この千畳敷駅に戻ってきたのは13時40分。木曽駒ヶ岳往復で丁度3時間かかったようだ。

P1000242ロープウエイの待ち時間で売店をぶらぶらしていたら、カールがパンパンになっていた。ここの気圧が低いという事だ。(”カール”が売られているのはは千畳敷カールにひっかけている?)

Photo 最後に本日のルートがこれ。ロープウエイのお陰で高低差は300m程度。お気楽な山登りのはずだったのだが、天気が悪く山頂で吹き飛ばされそうだったのはちょっとだけハードだった。

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